243:名無しNIPPER[saga]
2017/06/12(月) 23:59:42.62 ID:RxFqSWQK0
もたれたままだとずるずるとずれ落ちてしまうので時折彼を深く抱きよせる。
彼の寝顔を上からのぞき込むとその童顔も相まって、一時彼を敵の類として認識していた自分が信じられなくなった。
しらこ「ん、すぅ…しゅ…」
244:名無しNIPPER[saga]
2017/06/13(火) 00:00:37.88 ID:hjjuyDpX0
「まさかそちらの趣味にも目覚めてしまったでごじゃるか?」
この屋敷にいても領地主の部屋の天井からは同じ声が聞けるとは……
さすがだ。
245:名無しNIPPER[saga]
2017/06/13(火) 00:01:59.37 ID:hjjuyDpX0
男(しらこ…)
しらこ「にゅ…しゅー、しゅー…」
男(お前のそんな顔見たら、俺はもうお前のこと嫌な奴だったなんて思えなくなっちまったよ)
246:名無しNIPPER[saga]
2017/06/13(火) 00:02:42.95 ID:hjjuyDpX0
しらこは夕飯の時間になるまで俺の膝の上で眠った。
夕飯には朝よりも豪華な肉料理などがたくさんならんだ。
最初はくぅこがまた警戒していたがどうやらそのような心配はする必要がなかったようで、夕飯も特に薬品などを盛られることはなかった。
247:名無しNIPPER[saga]
2017/06/13(火) 00:03:19.36 ID:hjjuyDpX0
シエン「男殿!」
夕飯を済ませた後シエンさんに修行を手伝うように頼まれたのだが……
男「あ、すみません……今回はあくまでしらこの頼みということなので……はは」
248:名無しNIPPER[saga]
2017/06/13(火) 00:03:51.37 ID:hjjuyDpX0
………………………………
素人でも分かるほどの超高級布団から身体を起こした朝、俺とくぅこは早々に出て行く支度を済ませ、しらこたちと二度目の朝食を囲んだ。
しらこの言う通り昨日よりも多めに出された団子をくぅこはもはや無警戒で頬張っていた。
249:名無しNIPPER[saga]
2017/06/13(火) 00:06:32.11 ID:hjjuyDpX0
男(そうしたらいつもの百倍か)
一体何をすればいいのやら……
かくいう俺も少し妖狐姫が恋しくなってきた。
250:名無しNIPPER[saga]
2017/06/13(火) 00:07:19.44 ID:hjjuyDpX0
シエン「お気をつけて」
男「はい」
屋敷の門の前、しらことシエンさんはそこまで俺を見送りに来てくれたがしらこは一言も喋りそうになかった。
251:名無しNIPPER[saga]
2017/06/13(火) 00:08:19.02 ID:hjjuyDpX0
男「しらこ」
おこがましいかもしれないけど、伝えたい。
男「俺と」
252:名無しNIPPER[saga]
2017/06/13(火) 00:09:14.58 ID:hjjuyDpX0
足元がふらつく。
視界が、暗くなっていく。
男(しら、こ)
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