モバP「南条光の正体がサキュバスだった」
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13:名無しNIPPER[saga]
2017/04/21(金) 19:36:21.66 ID:dh2cKL/j0
 その後も光は加減をせずに、何回も精を啜ってきた。

 意識が落ちれば快感で起こされ、目覚めれば絶頂でまた落ちる――搾取と同種の強制セックスを、何度も何度も繰り返された。

 誰かが来る前に満足し、平時の様子を少しだけ取り戻して会話に応じてくれるようになったのは、本当に運の巡りがよい。

 急いで部屋の後始末をして、今後について話し合う。

 こんなことが起きてしまった以上、これまでの関係は保てないし、無理して維持すればまた同じ事が起きかねない――そういった結論に達して、約束を更新することにした。

 内容は単純明快で、予定日を決めて精液を補給することで魔力回復を計り、俺以外は襲わないようにするというだけだ。

 定めた当初は光も困惑していたが、一ヶ月も経った頃には、淫魔アイドルの健康維持には欠かせない予定となっていた。

 かの教会にて再びLIVEを開いた際、胎内に精を泳がせながら歌うことで聖域の浄化力に打ち勝つことに成功して以降、光の中にある交歓への嫌悪感は少しずつ失われていった。

 かと言って万事解決とはならず、欲望とは雪だるま式で膨らみゆくもの。

 特に敬虔なヒーロー少女にあっては、長年の禁欲の反動が現れていた。

 最初のうちはこっそりノーパンで営業に出掛けたり、誰もいない事務所で盛りあう程度の、可愛いリスクの取り方だったのだが。

 気付けば露出や青姦を求める程にタブー破りの味に酔い痴れ、気付けば予定日は何処へやら、連日セックスを求めている。

 遊びを知らない、または避けていた人間は、もし覚えたときには程度を知らないが故にのめり込んでしまう――そんな文言の典型に陥っていた。

 そして、それは俺も例外ではない。

 連日肉食動物みたいに交わって職業意識は枯れ死に、ちびっ子じみてる癖にむっちりと肉付いた女体を愉しむことに関心が支配されきっていた。

 だから、今日も彼女を連れて服飾店へ。

「ぷ、プロデューサーさんっ!
 こんな格好、ヘンタイっぽすぎないかなっ……!?」

 試着室から現れた光を、足先から頭まで視線で舐め上げる。

 小さなホットパンツが肉尻をタイトに覆っていて、むっちりと肉付きつつある曲線を明らかにしている。

 白い尻たぶの下半分は露出していて、弓矢と男性器を象った桃色のシールタトゥーが下品さを強調。

 飾りを施しているのは下腹部もそうで、美しい程引き締まった腹筋に、ハート型にデフォルメされた子宮の紋様が淫らに浮かぶ。

 幼弱さが残る腰骨上を紅い見せパンの細糸が食い込み、白い肌との陰影がハリを強調する。

 局部のみを隠して乳房は露出させてる――いや、もじもじするだけでズレて桜色が見え隠れしてしまう極小ビキニなんて、男を漁る以外には何にも使えない。

 セックスを覚えてからよりムチムチ膨らんだおっぱいを下からキツく抱き上げ、強調された谷間に汗粒が滴る。

 紐同然のホック一本を除いて丸裸な背中は、腰まで伸びた艶やかな髪で隠しているものの、反社会的な印象を正すには焼け石に水だ。

 側頭部から生えた角は、折り曲がりながら頭にハートを象っている。

 ちびっ子とお茶の間に愛されるヒーローなんてイメージが一瞬で破壊されてしまう、淫売や援交少女そのものな格好をして、サキュバスアイドルは身を捩りながら身体を抱いている。

「いいじゃないか、ヘンタイらしくって。
 ほら、最後に帽子とサングラス」

 変装用の小道具を着けさせて下拵えは完了。

 会計は事前に済ませておいたので、全裸より下品な服飾で店外へ連れ出した。

 しばらく繁華街を歩いていると、明らかなどよめきが周囲でおこる。

 露骨に視線を逸らす親子連れや、注意するべきか困惑している若手警官を無視し、見せびらかすようにそのまま直進。

 客引きですら光を避けるそぶりを見せるのは、俺が隣にいるからという理由だけではないだろう。

「な、なぁ、こんなの、……バレたりしない……?」

 不安そうな小声で囁き、ちっちゃな手で俺の裾を掴む光。

 指間にはじっとり汗が滲み、子供の代謝では済まされない異常な熱が籠もる。

「今更何を。
 お前が誰かなんて気付かれないし、それに、どうせコスプレにしか見えないさ」

 俺だって初見ではコスプレに見えたのだから、況や通りすがっただけの市民が、眼前の異常な女があの南条光に似てると感じたとして、淫売とは思っても、正体が淫魔とまで考えるはずがない。

 ましてヒーローアイドル南条光は、社会の公器たる正義の味方だ。

 そんな人物が売春婦同然の格好で男とイチャついたりするだなんて、そもそも想像されるはずがない。


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