モバP「南条光の正体がサキュバスだった」
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7:名無しNIPPER[saga]
2017/04/21(金) 19:23:41.41 ID:dh2cKL/j0
 暗闇に包まれて、眠ることだけを考えて瞼を閉じる。

 しばらくすると弛緩した手足が暖気を帯びて、身動きする力が萎びていく。

 いつ眠りに落ちたのか、それともまだ起きているのか――微睡みの狭間をたゆたっていると、下腹から微弱な振動と重み。

 小柄で不可解なそれからは、みちゃみちゃ粘ついた音が鳴っている。

 何事か訝んで重い瞼を開くと、人影が俺に跨がっていた。

「はぁ、あ、んっ……」

 サキュバスの姿に戻った光が、焼けた息を吐いて下半身を擦り付けている。

 窓から差し込んだ街灯が照らした顔は、欲望に蕩けて男を知り尽くしてるよう。

 スーツの上から勝手に素股し、女陰から生ぬるい蜜を垂らしている。

 なぜ光がここにいるのか、ただの見間違えではないのか。

 まさかLIVEを終えた開放感でタガが外れて、欲望に膝を屈したのか。

 サキュバスは夢魔という名前の通り、夢の世界にも表れるそうだし、まさか今を補食の好機と見たのか、それともあの告白すら芝居なのか。

「溜めすぎは身体に毒だよ、プロデューサーさん……」

 一句一句を噛み含め、薄い唇を舌でぬめらす。

 じっと見据えてくる瞳は虚ろで、闇以外何も映していない。

「ね、いいよね? これ、アタシにちょうだい。
 カラダに悪いからさ……プロデューサーさんのおちんちん、助けさせてよぉ」

 すっかり勃ちきったものを掬い上げて、幼い繊手でしごいてくる。

 ズボンから漏れだしたカウパーと愛液が混じり、くちゃくちゃ音を立てて指を汚す。

 耐えきれず苦悶する無様な俺を、光は心底楽しそうに見ている。

 口を半開きにして、目は伏せていて、吐息には艶めかしい甘味が混じる。

 淫靡そのものなだらしない顔で、男を弄ぶ楽しみを堪能している様子だった。

 抵抗しなければ――そう思っても、金縛りが如く力が入らない。

 まさか、いわゆる魔術の類か。

 理屈はどうであれ、サキュバスがその手の不可思議な手段を使えても不思議ではない。

 ただ、光がそんなことをしたりするのか。

 するわけがない、なら眼前の光は誰だ、行き来しても考えは纏まらない。

 混乱する間も責めは続いて、亀頭を押し潰すように掌で圧される。

 強すぎる刺激が前立腺液をたっぷり引きずり出し、次いで短い悲鳴まで絞り出された。

 すると、俺に跨がる夢魔とは別の方から、珍妙な慌て声が響いてくる。

「わひゃっ!?」

 明瞭なその声の方向を見ようとして、目をしっかりと開くと、そこにはただの天井しかなかった。


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