4:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/05(金) 11:12:06.42 ID:R5NzpEvD0
俺たちが訪れたのは、ちひろさんが勧めてくれたビーチだった。なんでもあまり人が訪れない穴場で、その割に景色も綺麗なのだとか。
期待に胸を膨らませてその場所に到着すると―
P「これは…」
飛鳥「想像以上だね。」
真っ白に輝く砂浜、エメラルドグリーンの透きとおった海。昨日まで撮影に使っていたビーチも綺麗だったが、ここはそれ以上だ。遠くの方には南国特有の植物が茂っているエリアも見える。ビーチ自体が人通りの多いエリアからは少し離れた場所にあり、人目につく心配も無さそうだった。まさに俺たちみたいな人間にはうってつけの場所だ。
飛鳥「ちひろさんには感謝しなくてはね。」
P「全くだ」
飛鳥「…プロデューサーも、今日を楽しみにしていてくれたかい?」
飛鳥が上目遣いで、そんな可愛いことを言う。
P「当たり前だろ。」
俺は即答する。まあ楽しみにしている内容が俺と飛鳥では幾分異なる気もするが、それは言わないお約束と言うものだ。
P「せっかくの1日だ、存分に楽しまないとな」
飛鳥「フフッ、そうだね」
そう言うと飛鳥は来ていたパーカーを脱ぎ捨て、水着姿になった。真っ白な肌やスレンダーなボディライン、紺色の水着が露わになる。
P(おお…)
思わず見惚れてしまう。撮影中も飛鳥は当然水着姿になっていたのだが、忙しくてじっくり見るような暇はとても無かった。
飛鳥「….流石にそこまで見られるのは恥ずかしいんだが」
P「昨日まで他の男に飛鳥の水着姿が見られて悔しかったからな、今日くらい恋人特権を堪能したい」
飛鳥「ふぅ、全く…」
やれやれといった風に首を振っているが顔は真っ赤だ。そんな可愛らしい様子に思わずにやけながら、俺も水着姿になった。
バシャッ
P「へぶっ!?」
飛鳥「ハハハハ!ずぶ濡れじゃないか!」
P「かけてきたのは飛鳥だろう、がっ!」バシャァ
飛鳥「フッ、甘いね」ヒョイ
P「何!?」
飛鳥「それっ!」バシャッ
P「おぶぇっ!!!おい鼻に入ったぞ!しょっぺ!」
飛鳥「アハハハハ!」
P「よっしゃできた、砂製のプロダクションだ!」
飛鳥「うわぁ…ほんとに事務所の外観にそっくりじゃないか…どういう技術なんだいそれは」
P「企業秘密です。飛鳥こそ何を作ったんだ?」
飛鳥「ボクかい?1/1サンドオブジェ神崎蘭子を」
P「そっちのが意味不明だぞ!?うわマジで蘭子だ!でっか!」
忙しい立場にあって、そもそもデートどころか休日自体めったに無かった俺たちは、存分に海遊びを楽しむのだった。
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