28: ◆y7//w4A.QY[sage]
2017/05/11(木) 10:14:35.64 ID:WFuBBOSl0
【ネルフ本部 エスカレーター】
アスカ「嫌なやつ、嫌なやつ、嫌なやつ、嫌なやつ!」ズンズン
レイ「……」
アスカ「あれのどこがとっつきやすい感じだってのよ⁉︎ いちいち癪にさわる言い方しちゃってさ! ねぇ、そう思わな……」
レイ「……なに?」
アスカ「……あんたに言ったところで無駄よね……」
レイ「……」
アスカ「はぁ、司令が変わるのはいいんだけどさぁ、なんでこうめんどくさいんだろ。シンジって恵まれてるわよね」
レイ「碇くんが?」
アスカ「だってそうでしょ。前の司令は性格に難ありだったけど、父親だし。次の司令も嫌なやつだけど、母親だし」
レイ「家庭事情は、一見だけじゃわからないわ」
アスカ「両親が健在だってだけで贅沢よ。嫌な思いをするとしても、親がいるからできる……私のママは、もういないのに」
レイ「……私は、碇くんはかわいそうだと思う」
アスカ「はっ、人形のあんたがどういう理由があってそう言うのよ」
レイ「碇くんは、生き方を強いられているから。私と同じ」
アスカ「シンジが?」
レイ「ええ。選択肢をあたえられているようで、実際は誘導され、ひとつしか選ばせてもらえていない」
アスカ「……なんの話?」
レイ「流れの話」
アスカ「わっけわかんない。それって神の選択肢みたいね」
レイ「神?」
アスカ「あー、選択肢をあたえられてるようで、ひとつしか選ばせてもらえてないってやつ。神様はね、いつもそうなのよ」
レイ「……?」
アスカ「汝、主を愛せ。これが根底にあるの。だからどの選択肢を選んでも、神様は尊いになってしまうのよ」
レイ「……そう」
アスカ「ま、シンジが迫られてる選択肢なんて夕飯の献立ぐらいの話ね」
243Res/236.05 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20