4: ◆y7//w4A.QY[sage]
2017/05/05(金) 15:17:18.20 ID:gcjTKVgH0
【シンジ宅】
加持「よっと」
シンジ「……」ゴロン
加持「やけに軽いな。ちゃんと食ってんのか?」
ユイ「そこに寝かせて」
加持「はいはい、しかし、良かったんですか?」
ユイ「なにが」
加持「父親の死という本人にとって、衝撃的な結末を見せつけられてます。ショックで気絶してますが、意識を取り戻した際にパニックになる恐れも」
ユイ「そうね」
加持「心を閉ざしたまま……エヴァに乗ってくれますか」
ユイ「シンジの意向をできるだけ汲み取ってあげたいけど、やるべきことはやってもらう」
加持「それはつまり、多少強引な手段をとってでも?」
ユイ「……この子は純粋ですもの。ショックは大きいだろうけど、乗り越えて立ち向かう勇気を持ってくれる」
加持「我が子可愛さに買い被りすぎでは? トラウマを乗り越えるのはそう簡単には……」
ユイ「私たちはネルフを掌握したのよ。シンジが父親の死と向き合いやすいように、環境を作ってあげればいい」
加持「どういう意味です?」
ユイ「嫌われてる者が元気をださせる必要はないの。直接手をくださずとも、間接的にそうなるようにする」
加持「なるほど、裏方に徹するわけすか」
ユイ「トリガーはこの子なのよ。私の夫は初号機に固執するあまり、シンジをないがしろにしてしまったけど、私は違う」
加持「(これもまた、狂気だな)」
ユイ「シンジさえ無事であれば、世界の創造は始められる。他はどうなってもいい。そう、どうなってもね」
加持「ふぅ……それで、具体的には誰を当てがるんです? やはり、アスカを?」
ユイ「そう気を急かさないで。私が今すべきは、ネルフへの就任の挨拶ね」
加持「シンジくんをこのまま一人に?」
ユイ「そうよ。少し、観察をしたいから」
加持「了解。それじゃ、俺もまた自由に動かせてもらいますよ」
243Res/236.05 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20