【オリジナル】「治療完了、目をさますよ」2【長編小説】
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113:天音 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2017/05/23(火) 16:29:41.32 ID:roP5EhAm0
「そんな気はしていた。人造スカイフィッシュである君を、アメリカ赤十字が何の意図もなく派遣してくるわけがない。なにせ……」

圭介は鼻を軽く引きつらせ、淡々と言った。

「俺達には、人権がない」
「……まるで何もかもがお見通しって言う感じの言い方ね……」
「およそ君が知っている限りのすべてのことはな」
「私は!」

圭介の言葉を打ち消すようにジュリアは叫んだ。
そして両手でハンドガンを構え、安全装置を指先でスライドさせる。

「……私はそんなあなたの、達観した物言いが嫌いだった!」
「…………」
「坂月君も! まるで全てを見透かしているような……私達の存在自体をすでに諦めているような……そんな顔も、声も何もかもが大嫌いだった!」


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