【オリジナル】「治療完了、目をさますよ」2【長編小説】
1- 20
114:天音 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2017/05/23(火) 16:30:17.87 ID:roP5EhAm0
「…………」
「命乞いをしなさい」

淡々とした声でジュリアは圭介に言った。

「死にたくないって! 助けてくれって喚きなさい! 抵抗しなさい! 中萱榊!」

圭介の本名を怒鳴り、ジュリアは一歩を踏み出した。
そして圭介の額に銃口をえぐりこむように押し付ける。

「どうしたの? 何余裕かましてるの? 私が撃てないとでも……そう思っているの?」
「…………」

圭介は小さく溜息をつくと、その場から動くでも、抵抗する様子もなく軽く笑った。
それはどこか諦めたような、悲しそうな、やるせなさそうな。
虚脱した笑みだった。
彼のその顔を見て、ジュリアが言葉を飲み込む。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
281Res/203.78 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice