【オリジナル】「治療完了、目をさますよ」2【長編小説】
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122:天音 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2017/05/23(火) 16:35:05.68 ID:roP5EhAm0
「こんなの……こんなの……!」

ジュリアがヒクッ、と喉を鳴らした。
その泣き笑いのような歪な表情を作った顔が歪み……。
彼女の目から涙が溢れた。

「卑怯すぎる……」
「嘘だと分かっていても、動けないだろう。君は『そういう調整』をされているからな」

圭介はニヤニヤと笑いながら、ジュリアの手を握り込んだ。

「撃てよ! 俺を殺すんじゃなかったのか!」

突然の圭介の怒号を聞いて、ジュリアがヒッ、と息を呑む。
そして彼女はよろめいて、その場に尻もちをついた。
カシャン……と安全装置が外れたハンドガンが床に落ちて転がる。
圭介は冷めた目でそれを見下ろし、ポケットに両手を突っ込んだ。

「その程度の存在なんだよ。君も、俺も」


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