【オリジナル】「治療完了、目をさますよ」2【長編小説】
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124:天音 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2017/05/23(火) 16:36:14.57 ID:roP5EhAm0
「…………」

唖然として硬直しているジュリアに、圭介は続けた。

「だが俺は歳を取りすぎた。君もだ。手足がいる。俺の代わりに、悪魔に鉄槌を下す『カルマ』を持った道具が」
「それが……汀さんだったのではないの?」

震える声でジュリアが言うと、圭介は鼻を鳴らして答えた。

「他に誰がいる」
「あの子は人間よ……あなたの、あなたの復讐のための道具ではない……!」
「汀は真矢を殺した」

淡々と言い放った圭介の言葉に、ジュリアは息を呑んだ。

「え……?」
「マインドスイープした汀の中で、俺達はスカイフィッシュとなったあいつに襲われた。真矢はそこで死んだ。俺を庇って」
「…………」
「真矢のオリジナルは、そこで死んだ」

圭介は小さな声でそう言うと、自嘲気味にクックと笑った。


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