【オリジナル】「治療完了、目をさますよ」2【長編小説】
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129:天音 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2017/05/23(火) 16:38:48.44 ID:roP5EhAm0
「それが……」

彼女はわななく手で床に爪を立てた。

「それが医者のやることなの……?」
「アンリエッタ……」

圭介は不気味な能面のような顔で、それに返した。

「自殺病に感染した人間は、もう二度と幸せにはなれない。なってはいけないんだ」
「…………」
「なぜだか分かるか? 自殺病に感染した人間が、マインドスイープのネットワークにアクセスするたびに、ネットにトラウマが放流される。ウイルスだ。つまり、自殺病患者は治療されるたびに、自殺病のウイルスをばらまいている。世界中に」

口の端を歪めて、彼は笑った。

「病原体なんだよ。すでに」


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