【オリジナル】「治療完了、目をさますよ」2【長編小説】
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137:天音 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2017/05/23(火) 16:44:01.35 ID:roP5EhAm0
「ドクター大河内、お電話です」
「何だ? 関東赤十字からか?」

なぜ自分の携帯によこさない、と疑問が頭をよぎった所で、看護師が戸惑いの表情を浮かべて携帯を大河内に渡した。

「いえ……『サカヅキ』という方からです。男性です」
「えっ……?」

呆然として目を見開く。
看護師は彼の様子を見て、怪訝そうに顔を覗き込んだ。

「お知り合いではないのですか? ドクターの親戚の者だということなので、お継ぎしたのですが……」
「いや……知り合いだ。ありがとう、下がってくれ」

大河内は携帯を握り、立ち上がって誰もいない通路側に移動した。
そして保留解除のボタンを押し、耳に近づける。

「……私だ」


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