【オリジナル】「治療完了、目をさますよ」2【長編小説】
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143:天音 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2017/05/23(火) 16:47:47.81 ID:roP5EhAm0
『知っている。高畑からそれは聞いた』
「高畑から……?」
『俺達はそのような状況のために、対抗策を用意しておいた。網原君には、やってもらわなければいけないことがある。主人格をロストしたくらいで、終わらせるわけにはいけない』

恐ろしいことを言い放ち、坂月は大河内に、座標情報をボソボソと伝えた。
その声が、伝え終わったあたりでノイズ混じりになる。

『赤十字に逆探知された。そろそろ通信を切る』
「坂月君! 教えてくれ、この患者は……一体誰なんだ? 誰の頭に汀(みぎわ)ちゃんを連れていけばいいんだ!」
『……君がよく知っている人物さ』
「私が……?」
『その夢座標は、アルバート・ゴダック』

大河内が息を呑んで、メモした夢座標の紙を見つめる。

『俺と高畑が十年かかって割り出した、元老院の最高責任者……全ての赤十字を統括している悪魔の、頭の中だ』


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