【オリジナル】「治療完了、目をさますよ」2【長編小説】
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144:天音 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2017/05/23(火) 16:48:20.92 ID:roP5EhAm0


会議室で、大河内は目の前のアイパッドに視線を落とした。
周囲には沖縄赤十字病院の医師達がいる。

「しかし……ドクター大河内。この状況でダイブを行うのは無茶です。それに、誰なんですか、この患者は」

沖縄側の医師の一人が口を開く。
大河内はアイパッドに表示されているカルテを見ながら、重苦しい声を発した。

「この患者は……世界医師連盟の一人。アルバート・ゴダックという男性です」

その名前を聞いて、周囲が息を呑む。

「冗談を……! あなたの情報だと、この患者は……」
「はい。アメリカ赤十字病院の隔離病棟で現在も集中治療中の、重度の全身麻痺患者……数年前の脳梗塞で意識不明となっている、植物状態の男性です」

静かに言い、大河内はアイパッドを叩き、カルテのページをめくった。


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