【オリジナル】「治療完了、目をさますよ」2【長編小説】
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152:天音 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2017/05/23(火) 16:52:51.13 ID:roP5EhAm0
「高畑は君を憎んでいた。私はそれを知っていた。私は、真矢ちゃんが命をかけて守った君を、何とかして高畑の手から助け出したいと思っていた。だから機関に入った。でも、私は君を助けられなかった……それどころか、また戦場に送り出そうとしている……」

強く少女の手を握りしめ、大河内は言葉を絞り出した。

「私を……許して欲しい……」
「ドクター大河内、時間です」

後ろから声をかけられ、大河内は汀(なぎさ)の手をベッドに戻してから、立ち上がった。
ダイブ室から出て、ガラス張りのそこを取り囲むように機器が敷き詰められている一角に、大河内はよろめきながら移動した。
そして彼は、ヘッドセットをつけて声を張り上げた。

「ダイブを開始します。彼女の意識をスイープシステムに繋いでください!」


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