【オリジナル】「治療完了、目をさますよ」2【長編小説】
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153:天音 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2017/05/23(火) 16:53:18.77 ID:roP5EhAm0


汀(なぎさ)は、真っ白い、どこまでも続く廊下に立っていた。
天井には蛍光灯が縦に並んでおり、時折ブツブツと明かりが切れて、ついてを繰り返している。
二メートル幅ほどの通路はどこまでも伸びており、振り返っても同じ、先が見えない通路しかなかった。
壁も、床と同じ素材なのか白い、ただそれだけのものだ。
通路というよりはトンネルのようだ。

『私の声が聞こえるか?』

耳元のヘッドセットから大河内の声が流れてきて、汀(なぎさ)はビクッとしてヘッドセットを触った。
病院服に裸足の格好だ。
訳が分からない。
そこで彼女は、頭に抉りこむような痛みを感じ、悲鳴を上げて両手で耳を塞いだ。
鼓膜が破れそうな激痛だった。


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