【オリジナル】「治療完了、目をさますよ」2【長編小説】
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154:天音 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2017/05/23(火) 16:54:19.07 ID:roP5EhAm0
そのまま床に転がってのたうち回る。
ヘッドセットの向こうで大河内が何事かを言っているが、聞いている余裕はなかった。
汀(なぎさ)の鼻から一筋、血が流れ出す。
しばらくして痛みが鈍痛に変わり、彼女はうずくまって頭を抱えたまま震えていた。
ここはどこで、自分はどうしてしまったのか。
さっぱり分からなかったが、先程の激痛でそんなことを考えている余裕がなかった。

『大丈夫か? 返事をしてくれ!』

大河内の声に、やっと掠れた呟きを返す。

「パパ……?」
『良かった。いいかい? 時間的余裕がない。君の身を守るためにも、私の言うことを、聞き返さずに素直に聞いて欲しい』

大河内の切羽詰ったような声を聞き、汀(なぎさ)は震えながら言った。


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