【オリジナル】「治療完了、目をさますよ」2【長編小説】
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164:天音 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2017/05/24(水) 16:02:51.45 ID:Eb2omwdb0
「ようこそ、俺の夢の世界に。もっと近くにおいでよ。この通りの姿だ。君に危害を加えることはできない」

硬直している汀(なぎさ)に、彼は

「ほら」

と言ってギプスの手で手招きをした。
ビクビクしながら近づいた汀(なぎさ)に、目の前に座るように促し、彼は少女が腰を下ろして、震える足を抱え込んだのを見て微笑んだ。

「……怖いかい?」

問いかけられ、少女は頷いた。
そして必死の形相で青年に言う。

「ここはどこなんですか? パパは? あの化け物は一体何? 私はどうしてしまったの?」

そこまで一気に問いかけて、汀(なぎさ)は先程まで聞こえていたヘッドセットからの音が全く聞こえないことに気がついた。
スイッチらしきところを何度も押すが、反応がない。


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