【オリジナル】「治療完了、目をさますよ」2【長編小説】
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165:天音 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2017/05/24(水) 16:03:28.80 ID:Eb2omwdb0
「どうして……」

愕然としてつぶやくと、青年は何でもないことのように言った。

「『外』の時間軸と、この夢の中の時間軸がズレてるんだ。通信は、この空間を出ないと使えないようにしてもらった。しばらくはスカイフィッシュも入ってはこれないだろう」
「あなたは……」
「俺は坂月。坂月健吾という、赤十字病院の『医者』だ……いや……」

自嘲気味に笑い、彼は目を細めて汀(なぎさ)を見た。

「医者だった、と言った方が良いかな」
「…………」
「今はただ、この情報の海で動けず朽ちていくだけの、ただの『産廃物』さ。そんなに恐怖しないでもいい」
「怪我を……してるんですか?」

問いかけられ、坂月と名乗った青年は首を振った。


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