【オリジナル】「治療完了、目をさますよ」2【長編小説】
1- 20
233:天音 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2017/05/25(木) 18:50:21.14 ID:vhS4jR9Y0
「残念だけど……それは出来ない相談よ」

そこで彼女は、背後から声をかけられ、ハッとして振り返った。
その髑髏の仮面の顔面に、いつの間に移動したのか、汀が繰り出した拳がめり込む。
彼女の風を切った拳はそのままソフィーの体を持ち上げると、人一人を重機で殴ったかのように後方に吹き飛ばした。
少し離れた砂山に、ソフィーが背後から砂煙をあげて叩きつけられる。
汀の繰り出した左手は、おかしな方向に曲がっていた。
痛みに顔をしかめた彼女に、アルバートが震える声を上げる。

「こ、殺せぇ! あのスカイフィッシュを……殺せ! 早く!」

喚いている彼を、ゴミでも見るかのように冷たい目で一瞥すると、汀は左手をダラリと下げ、潰れた右目からとめどなく血を流しながら、ゆらりと立ち上がったソフィーに向けて足を踏み出した。

「小白は危ないから、そこにいて」

ついてこようとした小白を押しとどめた汀に、ソフィーが怒鳴った。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
281Res/203.78 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice