【オリジナル】「治療完了、目をさますよ」2【長編小説】
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40:天音 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2017/05/20(土) 15:39:41.54 ID:wWVynNsm0
「……ここで何をしている、マティアス」

マティアスと呼ばれた「精神外科担当医」はサングラスをずらして大河内を見て、口の端を歪めて裂けそうに笑ってみせた。

「監視」

端的にそう言ったマティアスの視線が動く。
ハッとした大河内の目に、マティアスの視線の先に、空港に数人同じようなコートにサングラス、白髪の人影があるのが映る。

「北ヨーロッパ赤十字は、高畑……失礼、『大河内汀(おおこうちなぎさ)』のことを、最重要、危険度AAAの観察対象として認定したんだ。僕は彼女の精神手術を担当した手前、こうして出向いてきたってわけ」

大河内は歯を噛んでマティアスを睨みつけた。

「丁度良かった……お前には言いたいことがあったんだ」
「血圧上がってるな、『パパ』? どうだい、悪い気はしないだろう?」
「私と汀(みぎわ)ちゃんはそういう関係ではない。よくも間違ったインプラントをしてくれたな」
「そういう関係じゃないって……じゃあどういう関係なんだ?」


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