【オリジナル】「治療完了、目をさますよ」2【長編小説】
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89:天音 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2017/05/22(月) 18:38:05.93 ID:+j5AeXst0
「ダメだ! 時は一刻を争うんだ!」

喚いた一貴の頬をパァン、と結城は張った。
一瞬呆然とした一貴の髪を掴んで、彼女は無理矢理に自分の方を向かせた。

「奇遇だね。あたしらも一刻を争うんだ。話し合ってる時間はない。行け」
「…………!」
「それともあの旅客機に乗ってる、網原汀の外側と一緒に、この空の上で爆裂四散するかい? 赤十字……いや、日本政府は、マインドスイープを妨害してるテロリストであるあたしらを殺すためなら、旅客機の一つや二つ、簡単に見捨てるんだよ。ただの事故として処理されて終わりさ。あたしらの理想も実現できずに、幕を下ろす。それでもいいのか?」

一貴は歯を噛み締めて、ベッドに横になった。
結城が転がっていたヘッドセットを彼に被せて、計器を操作する。


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