142:名無しNIPPER[sage saga]
2019/08/31(土) 21:52:04.69 ID:9ARcnktu0
「最初あたし等もマジにびびったよ、死んだ友達が化けて出たんだ」
「丁度そこの3人と同じような反応してたな、特に笹原」
「お、おい!深山ぁ!」
「ふふっ、今思い出してもあの時の京子ちゃん可愛かったわよ」
「内山までやめろ!それは忘れろ!!」
海未「あ、あの…先生?」
「うっ、いかんいかん話がまた脱線しかけたな」
「じゃあ話戻すけどさ、微動だにしないあの子に声を掛けたんだ」
「山田が勇気を振り絞って声を掛けてもあの子は何も言わない…いや」
希「喋れないんですね?」
◇先生達は希ちゃんの言葉に無言で頷いていた
「死人に口なしとはよく言った物だけど、それはマジだったんだなぁ」
「…本来の意味とはちょっと違うと思いますけどね」
「一般的なお化けのイメージが生きてる人を妬ましく思って
相手を呪い殺してしまうなんてものかもしれないけどね」
「あぁ、それは誤解だった」
「お化けも地縛霊や背後霊、…『守護霊』って種類があるの知ってる?」
「あの晩から儀式をした私達以外にはあの子の姿は見えなくて」
「授業中も雨上がりのグラウンドにできた水溜りから見守ってくれてた」
「私達4人には視えてるのに、仲良かった他の子には全く、ね」
「彼女がどうして水と関わりがある場所に現れるのかは分からない
死因が溺死だったからなのか、はたまた不浄霊が渇きを潤したり
三途の川を求めて無意識で水気のある場所を目指していると言うのか」
「科学じゃ解明できない事なんだから
こんな憶測の域でしかない理なんて述べるだけ無意味よね」
「ずっと一緒に居て分かったことは、水面に映った彼女の面影が
いつも何処か心配そうに私達を見ていた時と同じだった事」
「そして事故に遭いそうになった時に
超能力だか妖術だか何だか知らないが助けてくれた事だけだ」
「貴女達、ここ一月の間を振り返ってどう?彼女が現れるタイミングは」
◇心当たりはあるでしょう?内山先生が確認を取るように3人に尋ねた
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