72:名無しNIPPER[saga]
2017/06/06(火) 22:19:37.59 ID:X4P2p47R0
◇にこちゃんは…薄暗い裏路地の方へと入っていきます
◇コンクリートとアスファルトで構築された迷宮を何かに注意するように
足元、背後、曲がり角の先を見ながら…慎重にその歩みを進めていく
花陽「あ、危なかった…今、振り向かれた時は流石に後を
こっそり追ってるのがバレたんじゃないかと…」
海未「…おかしいですね」
花陽「ふえ?」
海未「背後や曲がり角の先はまぁ良いとして…
執拗に足元を見る、あの動作が気になります」
◇確かににこちゃんは足元によく注意してた
私はその辺は特に意識して無かったけど、言われるとそうなんだよね
◇普通、人って歩く時は足元を注意深く見ないモノだから
ストーカー被害に遭ってると推定しても見るなら周囲であって
足元を注意する理由がわからない
◇いくつもの路地、道を歩んで…そして…
にこ「…っ!」バッ!
海未「!」ガバッ
花陽(むぐっ!?)
◇遠目に見てにこちゃんが顔を顰めるのを私と海未ちゃんは見ました
そこから先の海未ちゃんの行動は速いモノでした
◇間違っても声を漏らさないように私の口を塞いですぐ
裏路地に置いてあるゴミ置き場の影に私を連れて隠れたのです
◇吃驚したけど…結果として、私と海未ちゃんは
にこちゃんに気付かれなかった
にこ「…ここにも…!」ギリッ
◇身を屈めて隠れていた私達二人に気が付く事も無く
脇目を振ることせずに元来た道を走り
何度か素通りしてきた裏路地から大通りへと続く別れ道を出て行きます
海未「…行きましたか」
花陽「…ん、んぐぐ!」ジタバタ
海未「っと、すいませ!
にこが顔を顰めた所で此方を振り返るのではと思ったもので」バッ
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