73:名無しNIPPER[saga]
2017/06/06(火) 22:20:11.96 ID:X4P2p47R0
花陽「ぷわっ…!へ、平気です…」
◇口に蓋をしていた手が離れ
私は二酸化炭素を吐き出して酸素を取り込む
◇平気と答えた私にもう一度頭を下げた後、海未ちゃんは視線を
にこちゃんが本来なら進もうとしていた方へと向けます
海未「にこはあの曲がり角の先にある"何か"を見て引き返しましたね…」
花陽「う、海未ちゃん‥っ!」ギュッ
◇私達の頼り甲斐があってユーモアを忘れない先輩が逃げ出す切っ掛け
それがこの先にある!海未ちゃんは私とは対照的に恐れずに
その"何か"を調べる為に前へ歩もうとします
◇私はそんな彼女が心配で思わず右手を掴んでしまったのですが
海未「花陽、安心してください必ず戻りますから」ニコッ
花陽「う…うぅ」スッ
◇…あぁ、ここで誰かにそう言われたから
そんな理由で簡単に手を離しちゃうのが私の弱さなのかもしれません
◇此処で待っていてくださいと言われても、海未ちゃんが心配なのも
一人で待つだけなのが怖いのも相まって私は彼女の背に着いていきます
◇…どっちつかずなのも良くないのかもしれない…分かってたけど
海未「…!」スッ!
海未「…」
海未「…?」
花陽「だ、誰か居たの…」ブルブル
海未「…いえ、それが…」
◇曲がり角の先には何があったのか?
顔だけを出して先を見た海未ちゃんは震えながら尋ねた私に
困惑の表情を見せるのです
海未「……見て頂ければ分かると思いますが…
………"何も無い"のです」
花陽「えっ…」
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