75:名無しNIPPER[saga]
2017/06/06(火) 22:21:32.06 ID:X4P2p47R0
花陽「意識しないと結構気づかないモノなんだね…こういうの」
◇東京都内は建物が密集してる場所だとどうしても時間帯によっては
日差しが入り込まず、洗濯物が渇きにくい場所も有ったりします
◇…水溜りが渇き切らずに残っている
この裏通りも同じような場所なんでしょうね
◇ふと、私はアスファルト上の小さな水鏡を見たのです
◇真っ黒な色紙に硝子を重ねると鏡のようになるって
凛ちゃんと小さい時、学校の授業で教わりました
◇真っ黒な道路上と水溜りの水が澄んでいた時、そういう時は
自分の顔が映ってたりするんですよね
◇水鏡には…
◇"3人"の顔が映ってました
花陽「ひっ!」ビクッ
海未「花陽?」
◇いつも何度も、朝起きて顔を洗う度に見る顔と
すぐそこに居る大切なお友だちの顔
◇そして…髪の長い女の人
◇怯えた顔をして情けない声を上げた私を見て海未ちゃんは眉を顰め
私に近づきながら「どうしたのですか?」と尋ねるのですが…
花陽「い、いい、今!水溜りに!」
海未「? 水溜りが何か?」
◇…私が指差した水溜りにはもう"2人"しか顔が映っていませんでした
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