『このすば』カズマ「アクアがママになるんだよ!」『R-18』
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14: ◆BAKEWEHPok
2017/05/30(火) 22:55:24.98 ID:paYwonY3o





ふっと目が覚めた。
外はもう真っ昼間になっていてカーテンの隙間から太陽が照っていた。
そして俺の腕の中には昨夜のうちに抱き慣れたアクアの寝姿。
結局夜明けまで、色々とヤリまくっていたのだった。

「……ん〜〜ふぁ〜……おはようカズマ、昨夜はお楽しみでしたね」
「お前が言うんじゃねえよ。アクアだって散々イキまくってたくせに」

さらりと目を覚ましたアクアはなんというか、いつもの感じだった。

「ふふふっ……女神でもある私にも知らない事もあるものなのねぇ」
「お前知らない事だらけだろ。」
「でもでもカズマだって初めてでしょ。私とエッチできて嬉しい? 気持ちよかった? もっとしたい?」
「ああ、嬉しい嬉しい。アクアの身体は最高だよ」

相変わらずうざいが身体はマジ最高なんだよなー。
昨夜の優しさを保ってくれれば中身もまあいい面があるんだが。

「なによーもっとちゃんと褒めなさいよ。……そういえばカズマ、メスオークの夢はどうだったの?」
「あ……全然見てないな…………」
「ならきっと私のおかげね! 優しい優しい女神様の慈愛がカズマを救ったんだわ!」
「まあ……そうだな……うん……ありがとう。アクアのおかげだ」
「カズマにしては素直じゃない。ふふっ……ほらほら、あっち向いて向いて。着替えるから」

言われたから後ろを向く。
アクアはなんだか照れてるような感じがした。
ちょっと恥ずかしそうでもある。
もっと自慢げになるかと思ったんだが、案外直球のお礼には弱いとこあるんだな。

「……俺も服着るか」
「そうよ。着替えてから……先にお風呂入ったほうがいいかしら? 準備しないといけないし」
「なんだよ準備って」
「もちろんカズマと私の結婚式よ」
「はいっ!?」

思わず振り向くとアクアはまだパジャマを羽織っただけの半裸。
いや、それはどうでもよくて!

「なんで結婚式!?」
「え……だってカズマが私をママにしたいんでしょ? じゃあカズマがパパじゃない。
 あれだけしちゃったら絶対赤ちゃんできてるわよ。
 私デキ婚なんて周りに思われるのごめんだわ。みっともないったら。
 カズマさんヒキニートだけど。冒険者って言うにはイマイチイマニイマサンだけど。
 パパになったら流石に働いてくれるだろうし、甲斐性はわりとあるほうだと思うの。
 それにエッチも気持ちよかったし、私もカズマさんでいいかなって。
 俺を選んでくれて本当にありがとうアクア様って感謝してほしいわ。
 もしも赤ちゃんが出来たら、きっと私に似て男の子でも女の子でも完璧な子供に育つはずだわ。
 カズマの運のよさも受け継いだらよりいいわね。
 式場は……そうね。街のアクシズ教の教会でもいいけど、アルカンレティアのほうが本山だしカズマもそっちがいいわよね?」
「え、え、え……」

言葉の奔流に俺は呆然としていた。
そんな様子に気づいたのか、アクアが顔を近づけてじっと見てくる。
突然無表情になると、元々が綺麗な顔立ちだから微妙に迫力がある。


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