44: ◆ao.kz0hS/Q[saga]
2017/06/17(土) 22:29:46.13 ID:BGljWOh70
喉の渇きを感じて、そういえばと冷蔵庫を見てみると記憶通りにスポーツドリンクが入っていたから問答無用で拝借☆
「くぴっ…くぅ〜〜沁みるぅ〜〜。本当に美味しいんだな……ふふっ♪」
ベッドに目をやるとPは目を覚ましたみたいで、ベッドに腰かけて膝に肘をついてうなだれてた。
「あ゛〜〜〜〜ダルくて死にそう……ヤリすぎたぁ……」
骨の軋む音が聞こえそうなくらいぎこちなく首を回してこっちを見るPの目はほとんど明いていない。
昨日あれだけハッスルしやがったんだ、自業自得ぅー☆
「あ゛…心さん…それ…俺も…ちょうだい……」
でも? はぁとだって鬼じゃないし? むしろ天使だし?
スポーツドリンクを渡してあげるくらいは…ね♪
「………ぁっ」
飲みさしのペットボトルを渡そうとした右手の手首を掴まれて、引き寄せられ隣に座らされてしまう。
ウエストに巻きついてくるPの両腕と、鎖骨の窪みに埋まるPの顔。
せっかくシャワーを浴びたのに臭いのが移っちゃいそうで嫌なんだけど、胸がキュンと痛んで…だからちょっと様子見することにする。
だって、ホラ、動悸かもしんないし。いや年齢は関係ないからな☆
「あぁ…いい匂い……心さん、キャップ開けて」
「なんではぁとが……………おらよ」
「ありがと心さん、大好き。ごくっ……お゛〜〜〜生き返る…。あ…ずっと昔のCMでこういうの覚えてませんか? スポーツドリンクのCMなんですけど、お父さんと娘が喋ってるところにお姉さんが朝帰りしてきて…」
「…………知らないっ」
「あら、そうですか」
もう…なんでコイツはこうやって……!
「そだ…俺もこれからシャワー浴びますから、その後に買い物に行きませんか?」
「え…なんで…?」
「心さんの服、昨日俺が破いちゃったじゃないですか。その埋め合わせってことで。それでちょっと考えたんですけど、服を買うよりかは…」
そうだ。
そうだ!
そうだった!!
こんにゃろ、我が子みたいに大切なはぁとのワンピースをビリビリに破いたんだった!
ベッドの脇に無造作に落ちたまま…あぁ、可哀想に…。ぐすん。
忘れちゃいけないこの恨み☆
「離せこのクズぅーーっ!」
「わっ、急にどうしたの心さん」
「オマエなぁ…オマエなんかなぁ…!」
言いながらバッグから着替えを取り出してそそくさと身に着ける。
「プロデューサーなんか…こ、恋人じゃ………っ! お、覚えてろよー! うわ〜〜ん!」
色んな思いで感極まりかけたはぁとは、そうしてPのマンションから戦略的撤退をしたのであった☆
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