シンジ「その日、セカイが変わった」
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182: ◆y7//w4A.QY[sage]
2017/07/14(金) 13:09:38.38 ID:wQynM8xJ0
【車内 運転中】
マナ「わぁ」キョロキョロ
加持「田舎者丸出しって感じだな」
マナ「高層ビルがこんなに立ち並んでいるの、はじめて見たので」
加持「中には武器そのものがはいっている兵装ビルが多い。ほら、あそこ見てみろ」
マナ「なにか書いてある……。ええと、LARGE CALIBER AUTOMATIC CANNON PLATFORM STRUCTURE」
加持「直訳すると自動砲塔。ああいった防衛設備が各所に点々としているのさ。対使徒用兵器としてね」
マナ「へぇ」
加持「少し観光でもしてくか。ジオフロントはまだ見てないんだろう?」
マナ「あの、とりあえず、私の住居にお願いします」
加持「それを聞いて安心したよ。遊びにきてるわけじゃない」
マナ「試したんですか。さっきから失礼じゃありません? 感じわるい」
加持「試す理由ならある。これから俺たちは情報を共有するパートナーになるからだ。もし身分がバレた場合はどうなる」
マナ「そ、そうですね。命、かかってますもんね」
加持「そうだ。最悪、失う危険性もありうる。それだけは忘れないでくれ」
マナ「わかりました」
加持「ここの治安について把握してるか?」
マナ「はい」
加持「聞こう」
マナ「……第三新東京都市は治外法権です。日本領地ですが管轄は政府ではなく国連軍。治安維持は国連軍とネルフ保安諜報部、そして政府の旧警察機構が担当しています」
加持「戦自の役割は?」
マナ「表向きは自衛の為の軍隊です。対使徒、並びに国外勢力への抑止力に当たります」
加持「そうだな。では、裏の顔は?」
マナ「使徒があらわれてからは、もっぱらネルフに対する牽制組織に成り下がっています。国内でこれほどの規模と資金を投入しているのを政府は怖れているからです」
加持「なにせ50兆円という投資で作られたからな、ここは」
マナ「ですので、その反面、委員会の国を動かせる資金力は魅力でもあります」
加持「いいだろう。合格点だ」
マナ「子供だと思ってバカにされてる気がします。基本ですよ」 プクー
加持「何事も基本が大事だって言うだろ? ま、これぐらい知らないようじゃここで車から降ろしてた。それだけの話さ」
マナ「……」
加持「付け加える形になるが、旧市街には入るなよ。今もなお急ピッチで進められてる建造途中、スラム街と言ったらわかりやすいか。治安が良くない。建物の崩壊の危険性もまだある」
マナ「はい、わかりました」
加持「マンションは、セカンドチルドレンと同じ棟にある一室だ。コンビニはローソンが近いから不自由はないだろう」
マナ「セカンドチルドレン? あの、任務は、サードチルドレン対象なのでは? なのに、住居はセカンドチルドレンの傍なんですか?」
加持「主目的はそうだが、接触を試みてほしい。セカンドとファーストは同年代の女の子だ」ゴソゴソ
マナ「了解」
加持「これが、同二名に関する追加資料だ」パサ
マナ「……」ペラ
加持「登校日はいつからか聞いてるか?」
マナ「ええと、明日から、ですよね」
加持「チルドレン達と顔合わせになる。第一印象は大事だぞ」
マナ「制服は?」
加持「用意してある。着いたらサイズを合わせとみるといい」
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