シンジ「その日、セカイが変わった」
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20: ◆y7//w4A.QY[sage]
2017/06/24(土) 16:32:29.95 ID:zV+SN6BF0
【ネルフ本部 コンテナ内】

アスカ「こ、こんな場所で寝泊まりしろっていうの?」

マヤ「一時的な処置だから……個室だとここしかなくて」

アスカ「家具は⁉︎ ベットは⁉︎」

マヤ「職員が使ってる布団ならあるわよ? 歯ブラシとか必要なものがあれば言ってくれたら買い出しも」

アスカ「こんな空調もきいてないような倉庫で寝泊まりなんて嫌よ!」

マヤ「なら、仮眠室に……」

アスカ「それはもっと嫌! 職員が使ってるってことは不特定多数ってことでしょ⁉︎ 不衛生よ!」

マヤ「その気持ちわからなくもないけど」

レイ「私の部屋は?」

マヤ「レイは隣のコンテナ。大丈夫そう?」

レイ「問題ありません」

アスカ「ちっ、なによ? ポイント稼いでるつもり? これだから優等生気取りは」

レイ「別に。そんなつもりじゃない」

アスカ「こんな無機質な空間の中で不満がでないわけないじゃない! あたしを悪者にしようって魂胆なんでしょ⁉︎」

レイ「……」

アスカ「なんとか言ったらどう⁉︎」

レイ「いつも通りだもの。私の部屋、これと変わらないから」

アスカ「はぁ? あんたんとこってこんな感じなの?」

レイ「ええ」

アスカ「信じらんない。自分でなんとかしたらいいのに」

レイ「どうして?」

アスカ「過ごしやすい環境を作るのは当たり前でしょ。毎日自分が寝泊まりするんだから」

レイ「寝れればいいんじゃないの?」

アスカ「無関心もここに極まれりね。好きなグッズとかそういうのないわけぇ? 寝るだけにしたってねごごちがいい枕とかお気に入りがあるものでしょ?」

レイ「よく、わからない」

アスカ「はぁ……それで? 何日ここで寝ればいいの?」

マヤ「少なくとも、今回の事案に折り合いがついて、安全が確認されるまでは」

アスカ「えぇ⁉︎ それって、わからないんじゃない!」

マヤ「まぁ、その……」

アスカ「あのねぇ! 先の見えない不安ってのもあるんですけど⁉︎ エヴァパイロットのそこらへんの精神安定はどうしてくれるわけ?」

マヤ「むっ。薬なら、先輩に言えばもらえるわよ」

アスカ「どいつもこいつも! そんなの言ってるんじゃないわよ!」


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