27: ◆y7//w4A.QY[sage]
2017/06/24(土) 17:59:44.48 ID:zV+SN6BF0
シンジ「……」
「古い、古い、昔の話。シンジは神話を知ってる?」
シンジ「いえ」
「アダムとイヴは? 知恵の実を食べて、エデンの園から追放された」
シンジ「少しなら」
「似たような話が現実に起こっていたとしたら、と、想像してみた?」
シンジ「そんなの、あるわけないじゃないですか、だって、神話ですよ」
「そうね」
シンジ「聖書だって人の都合で後から書き加えられた項目が多いって、テレビで見ました」
「それも事実。だけど、元となった話は、関連する記載が実在する、死海文書というの」
シンジ「そんなのウソだ」
「よく気をつけてまわりを見てみなさい。ネルフのマークも、使徒という呼称も。それら全てがある点に繋がっていくの」
シンジ「話が突拍子すぎて、わかりません」
「破滅の日が、現実に起こりうると仮定してみて。人類が生き残る為に進められているのが、エヴァに乗らされている理由なのよ」
シンジ「……おかしいよ」
「信じられない?」
シンジ「信じられるわけないでしょうっ! いきなりこんな状況になってるだけでもわけがわからないのに!」
「現代に至るまで、人類が誕生した謎はほぼ解明されていない。これは知ってる?」
シンジ「……」
「研究は進められてるわ。理論で固められて、これなら間違いないという域にまで高めていくけど、それも新しい発見があれば、簡単に塗り替えられてしまう。物理的証拠がないから、その程度でしかないの」
シンジ「僕に、僕にいったい、なにを説明しているんですか」
「真実を知ってほしい」
シンジ「……」
「その上で、あなたがどうしたいのか、判断してほしい」
シンジ「僕は、わかりません」
「わからなくても、生きている以上は、なにかを選んで生きているのよ。物を食べる、何時に寝る、そういった必要な選択肢はありふれてる」
シンジ「それとこれとは、話が……どうして、僕が選ぶんですか?」
「あなたはもうどっぷりと巻き込まれてしまっているから。中心にいると言ってもいいぐらい。最初に仕向けたのは、私」
シンジ「えっ?」
「シンジ、元気に育ってくれて嬉しいわ」
シンジ「だ、誰なんですか?」
「少し、眠りなさい」
シンジ「寝ろって言ったって、今まで……」
「子守唄、いる?」
シンジ「いりませんよ」
「そう。それなら、注射でいいわね」
シンジ「えっ? ……いっ!」プス
「おやすみ」
シンジ「ぼ、僕の質問にまだ答えて……!」
「ゆっくり眠りなさい」
シンジ「う……」 ガク
ユイ「あの人にも、会わなくちゃいけないわね」
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