シンジ「その日、セカイが変わった」
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45: ◆y7//w4A.QY[sage]
2017/06/25(日) 14:44:52.17 ID:ydzk62+70
ゲンドウ「初号機のコアはどうなっている⁉︎」

ユイ「それなら心配ないわ。対応策は組んであるから。シンジのシンクロに問題なかったでしょう?」

シンジ「あ、あ……」

ユイ「ハンバーグ、冷めるわよ?」

ゲンドウ「本物か?」

ユイ「失礼ね。なんなら学生時代の恥ずかしい話を列挙してあげましょうか?」

ゲンドウ「……」

ユイ「私はあなた達を捨てたのよ。自分の望みの為に進んで初号機に取りこまれたの、なぜだかわかる?」

ゲンドウ「……」

ユイ「生き続ける限り、孤独感は切っても切れない関係にある。人類補完計画は心の壁を取り除き完全な個体への道標、今さら説く必要はなかったわね」

ゲンドウ「ならば、計画の完遂を待てば……」

ユイ「いいえ、それでは永遠にはなり得ない。私はね、この大地に還りたかったの」

ゲンドウ「……」

ユイ「なんの罪悪感もなかったわ。だって、この大地の土となり、木になり、空気となって、一緒にいるんですもの。始祖、そう呼ばれる存在になりたかった」

ゲンドウ「補完は人をやめるのではない、キミは人をやめようとしたのか」

ユイ「私はこの星と運命を共にして、誰よりも近く、あなた達のそばにいられるのよ? 終わりのない、永遠に」

ゲンドウ「未来永劫など理想だ。種はいずれ滅びる、星にも寿命はある」

ユイ「そうね、それに気がついたからここにいるわけだけど」

ゲンドウ「……」

ユイ「そんな話よりも、あなた。シンジをほったらかしてなにやってるの。さっきのやりとりは聞かせてもらったわ。自分に酔っているつもり?」

ゲンドウ「俺はだな」

ユイ「この子は私達の息子なのよ。あなたの手を、はじめて握ったあの頃の感覚を忘れたの?」

ゲンドウ「……」

ユイ「シンジの言う通り、命は尊いものよ。あなたはこの子から力強い鼓動を学ばなかったのね」

シンジ「(す、すごいな。父さんのこんな表情はもう見れないかもしれない)」

ユイ「シンジ」

シンジ「は、はいっ⁉︎」

ユイ「勉強はちゃんとしてる? 授業の成績はどれぐらいなの?」

シンジ「えーと、中間ぐらいの」

ユイ「あなたは頭がいいはずよ? 私は当然として、この人も学会では天才と言われていたんだから」

シンジ「す、すみません」


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