61: ◆y7//w4A.QY[sage]
2017/06/25(日) 18:54:43.67 ID:ydzk62+70
【ミサト宅 リビング】
ミサト「アスカ、ただいま」
アスカ「あっ! 加持さぁ〜んっ!」 ダダダッ
加持「よう」
アスカ「私に会いに来てくれたのね! 嬉しいっ!」 ギュウ
加持「元気にしてたか?」
アスカ「も〜! 日本に来てから全然顔見せてくれないんだもの!」
加持「悪い。仕事が立てこんでいてな」
アスカ「私の為に時間を作ってくれなきゃや〜よ」
加持「シンジくんとうまくやってるそうじゃないか」
アスカ「うげっ、バカシンジ?」
ミサト「シンジくん、ここから出てくのが決定したわ」
アスカ「マジ……?」
ミサト「マジよ。友達の妹を転院させる交換条件だそうよ」
アスカ「え? だって、さっきの、私のせい?」
加持「なにかあったのか?」
アスカ「べ、べつに!」プイッ
ミサト「明日には全職員に通達されるわ。碇司令の発令は絶対遵守、組織である以上、規則には逆らえない」
アスカ「なにやってるのよ……! あのバカっ!」
ミサト「アスカ、なにか訳知りみたいね」
アスカ「正直に言うと少しね……それで、どこに住むかもう決まったの?」
ミサト「三日の猶予を与えられたわ。それまではネルフで寝泊まりするようになってる」
アスカ「どこに?」
ミサト「シンジ君が誘拐された時にあなた達も寝泊まりしたコンテナよ」
アスカ「エヴァのシンクロはどうするの?」
ミサト「通常通り、行ってもらうわ。当人も了承済みの決定よ」
アスカ「……」
ミサト「はぁ……」
加持「一人暮らしをするから、寂しくなるな」
アスカ「平気よ。むしろせーせーするわ」
加持「いなくなってはじめてわかることもあるさ」
アスカ「そんなのわからなくていい!」
加持「アスカは今回のシンジくんの判断をどう思う?」
アスカ「まぁ、バカはバカなりに根性見せたって感じ。ただ、ここまでするとは思ってなかった。他人の面倒なんてほっとけばいいのに」
加持「だが、シンジくんはそれを選ばなかった。立派じゃないか」
アスカ「ふん。どうせ三日坊主でしょ」
加持「みんなが無理だと、厳しいと言うが、シンジくんは挑戦しようとしている。彼は歩き出したんだよ」
アスカ「私だって、そんなのやれと言われればできるわよ」
加持「アスカは大学に飛び級で合格し、卒業してるしな。努力を継続させる辛さを知っている。しかし、シンジくんは今なのさ」
アスカ「……」
加持「誰しもに最初がある。アスカが決意した日を思い出してみろ。その時と同じ気持ちでシンジくんが立ち上がったとしたら……」
アスカ「まだなにもわからないわ」
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