シンジ「その日、セカイが変わった」
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84: ◆y7//w4A.QY[sage]
2017/06/27(火) 13:43:32.60 ID:d4zFeL7H0
キール「そこまでだ」コツコツ

冬月「その声は……?」

キール「久しぶりだな。こうやって対面するのは」

冬月「キール議長、なぜここに。もしや、委員会とユイくんは最初から協力関係にあったのか」

キール「存命を知る立場にあったのは、正確には、議長である私だけだ」

冬月「ならば、碇の企みもとっくにご存知なのでしょうな。我々の命運もこれで尽きたか」

キール「そうはなるかは、キミ次第だ」

ユイ「先生にはまだ使い道がありますもの」

冬月「俺が嫌だと言ったら?」

キール「ユイ博士が帰ってきた以上、その選択肢は用意されていない。ネルフなぞもはや形骸だけの姿にすぎん」

冬月「……」

キール「キミが選ぶのは、ラクに死ぬか、悶え苦しんで死ぬかのどちらか」

冬月「沈黙をもって答えよう」

キール「そうか。加持リョウジ」

加持「……」ピクッ

キール「いつまでそうしている」

加持「もうよろしいので?」 スッ

冬月「お前はっ⁉︎ たしかに先ほど撃ったはすだっ!」

加持「その拳銃、空砲っすよ。あとはこうやって、血のりをね」

冬月「まさか、私をここにおびき出すために」

加持「まんまと罠にかかってくれましたね。いつも碇司令と一緒にいるんで、遠回りしましたが」

冬月「そうか、最初から狙いは俺だったか。拉致すればいいものを。キール議長もまわりくどいやり方をなさる」

キール「まだ、碇に悟られるわけにはいかない。まだ、答えは聞いていない。沈黙以外で答える最後の機会を与える」

ユイ「先生、賢い選択をなさってください。あなたはあの人に嫉妬していた」

冬月「違う。あれは気の迷いだった」

ユイ「そうやって逃げるのですね。私の存在を心から消しさるおつもりですか」

冬月「魔性の女め!」

ユイ「生きてきた時間を取り戻すには、先生はあまりにも遅すぎたんです」

冬月「……」

ユイ「私のために汚れた手も、包みこんでさしあげます」スッ

冬月「なぜだ? どうしてこうなってしまったのだ」

ユイ「先生はなにも悪くありません。何も考えなくていいのよ、全て、私のせいにしてしまえば、先生はラクになれる」ニコ


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