86: ◆y7//w4A.QY[sage]
2017/06/27(火) 14:09:15.87 ID:d4zFeL7H0
【ネルフ本部 モニター室】
加持「まさか、リっちゃんがこうも疑心暗鬼になってくれるとはね」
ユイ「不倫なんて報われない恋よ。頭でわかっていても、希望を抱かずにはいられない。ましてや、死んだと思っていた人間が相手だもの」
加持「勉強になりますな。これもあなたの計画通りですか? ユイ博士」
ユイ「今だ過程、どう選ぶかは個人が決める」
加持「リッちゃんは、これからどうなります」
ユイ「聡明な頭脳を持っていても所詮はオンナなのよ。彼女が何に縋っているのか考えればわかる」
加持「碇司令は権力こそあれど、実態は孤独です。副司令とリッちゃんという腹心を失えば、丸裸も同然だ」
ユイ「そうね」
加持「ネルフを乗っ取るには都合が良すぎますね」
ユイ「あの人が気がついた時には外堀は埋まっているのが理想。それまで、私は疑われてはいけないし、あの人のイメージの中にある私を壊してはいけない」
加持「肝心の碇司令はご子息への教育にご執心のようですしね、それもあなたに会いたいという願いの為に」
ユイ「シンジに父親のかわりはいないからそうしたの。向き合うようになったのは私がきっかけ」
加持「子育て放棄を理由に、シンジくんには父親を……そして、碇司令には目くらましを。まさに一石二鳥ってわけですか。正直、全てがあなたの手の内でおそろしくさえあります」
ユイ「買い被りすぎよ」
加持「碇司令が折れれば、後ろ盾にはキール議長がいる。争いはなく、ほぼ無傷でネルフが手に入る。のぼりつめたらどうするんです?」
ユイ「表舞台に立ったら、シンジにふさわしい相手を用意させる」
加持「セカンドチルドレンですか?」
ユイ「そうと決まったわけではない。私を罵る?」
加持「やめときますよ、出来過ぎているとは思いますがね」
ユイ「そう」
加持「硬化ベークライトで固められた、アダムの処置については?」
ユイ「ゆっくりやりましょう。特等席で見届けたいのならそうしなさい」
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