シンジ「その日、セカイが変わった」
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92: ◆y7//w4A.QY[sage]
2017/06/28(水) 15:55:21.98 ID:ZadT34pk0
【ネルフ本部 執務室】

リツコ「お呼びでしょうか」

ゲンドウ「ダミープラグ計画を急ぎたい。レイのパーソナルデータ収集の報告をしろ」

リツコ「必要な情報は既にMAGI上で計算を終えております」

ゲンドウ「委員会に報告を行うには、試験運用まで移行しているのが必須条件だ。形になるまでにどれぐらいの期間を要する」

リツコ「不確定な要素が多過ぎます。計算を終えているといっても、実際にシステムに最適化をして組み入れるにはまだまだ調整が必要ですわ」

ゲンドウ「では、質問を変えよう。全体の何パーセントまで完了している」

リツコ「60といったところでしょうか、完璧を望まれるのであれば残り30にさしかかった辺りがもっとも時間を要します」

ゲンドウ「……」

リツコ「レイのデータはダミーと照らし合わせ、細かい誤差が発生します。詰めを急ぎすぎると制御不能になる可能性が高まります」

ゲンドウ「かまわん、動けばそれでいい」

リツコ「なぜ、ご報告を?」

ゲンドウ「老人達は予定を早めるつもりのようだ。秘密裏に十三号機までの建造を世界各地で進めている」

リツコ「では、量産機にやはりダミーシステムの採用を」

ゲンドウ「ああ。やつらはパイロットという不安定な要素を排除する決定を下した。我々も切り捨てられぬよう保険はかけなければならん、技術のノウハウはこちらにあると見せつけたいのだ」

リツコ「承知いたしました。次に、ご子息誘拐の件ですが」

ゲンドウ「その件は、もういい」

リツコ「徹底解明すべきでは?」

ゲンドウ「サードチルドレンは生きて戻ってきた、パイロットとしての価値があれば充分だ。余計な人手をまわす余裕はない」

リツコ「犯人の目的は依然として不明なままです。なぜ生きて返してたのでしょうか」

ゲンドウ「……」

リツコ「誘拐犯にとって傷つけたくはなかった、あるいは、傷つけるのが目的ではなかっとしたら」

ゲンドウ「もういい、下がれ」

リツコ「……っ! なぜ、母さんも、私も……あなたにとってなんなの……! さぞや気分がいいでしょう! 母娘揃って一人の男に!」

ゲンドウ「赤木博士、君には期待している」

リツコ「この後に及んでまやかしをして、隠し事をするつもり⁉︎ シンジくんをさらったのが誰かわかってるんじゃなくて⁉︎」

ゲンドウ「以上だ、さがりたまえ」

リツコ「ねぇ……私を……愛してる……?」

ゲンドウ「……ああ」

リツコ「うそつき……」クル


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