女「好きな人のためなら」 ※百合
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61: ◆COErr5OWSM[saga]
2017/07/09(日) 08:34:29.50 ID:Fq1ynReO0
 まったくもって予想外の回答だった。彼女ほどの容姿と性格なら(行為中はどうかと思う)、
男女に関わりなく相手に困ることは無いはずだ。私に固執する理由など一体どこにあるのだろうか。


「好きだから。ナオちゃんのこと、好きになったから」


 一体いつから?なぜ?


「でもミカちゃん、そんな感じはなかったと思うんだけど」

「好きだってえっちした後、いっぱい言ってたじゃん。
んー、ああいう言い方じゃ気付いてもらえないか。真剣に言うのが恥ずかしかったからさ…
軽く聞こえちゃうかぁ。いつの間にかね、本気になってた」


 あれは、そういうことだったのか。全く真剣に聞いていなかった。
しかし期待に応えることはできない。


「ナオちゃんが、別の誰かを重ねながら私とシてるの、最初はどうでもよかったんだ」


 私はそこまでわかりやすい女なのだろうか。
ミカの言う通り先輩を想うことは確かにあった。彼女は引き続き理由を説明していく。


「でもさ、私だけを見させようと努力して、たまにだけど、
私だけしか考えられなくさせるようにできた時さ、物凄く嬉しかった。それがきっかけかなぁ」


 確かにそういう時はあった。しかしミカと過ごした日々のほとんどは、体を触れ合わせたことだけだ。
体から始まる関係を全否定するわけではない。それでも私はその流れを受け入れられない。


「…」



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