女「好きな人のためなら」 ※百合
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81: ◆COErr5OWSM[saga]
2017/07/10(月) 21:06:55.70 ID:yDxkFqKx0
「ま、待って…」

「ふー……これでも手加減してたんだけど」


 下から襲って来た拳をもろに受け、私の口は開きっぱなしにさせられる。
ダラダラとこぼれる唾液がカーペットにシミを作っていく。


「ぁか、っ……はっ、ぁ…」


「ナオちゃん、何に対して謝ればいいか分かった?それから、どうしたらいいのか分かった?」


 そんなことは最初から分かっている。しかし先輩は私の数少ない、いや、唯一の精神安定剤。
それをこんな早くに奪われるなんて。


「うぅ……ぅ、ひっ……っ」


 今と、これからの生活を想像すると涙が止まらなかった。


「はぁ、まだ分からないか。立って、ナオちゃん」


 いやだ、いやだ。殴られるのはただ痛いだけ、気持ちよくなんてない。
駄々をこねる子供みたいに首を横に振って拒否する。


「……立て!!」




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