90: ◆COErr5OWSM[saga]
2017/07/13(木) 19:53:16.10 ID:86ZA2IUD0
「そう?隈は酷くて講義もまともに受けられず、どんどん顔はやつれていくばかり。
普通の友達なら心配せずにはいられないわ。……お付き合いしている方と何かあったのでしょう。
何か力になれるかもしれないから、少し話しをして…」
話しても分かってくれるのか。私が好きになったのは女の人、それも友達だった人。今苦しめられているのも女の人。
相談して役に立てるケースなんてあるものか。
「そこはさ、プライベートなことだから、放っておいてほしいかな」
「でも、ナオちゃん、相談したら気が楽になるかもしれないよ?」
「…っ、しつこいなぁ!私が悩んでる前提で話してるけどっ、そんなことないんだよ」
キョウコはいきなり怒鳴られたことにオロオロした反応。ヒトミはいつもと変わらず冷静だった。
「そう。そこまで言い張るのなら私にも考えがある」
「…勝手にしたらいいじゃん。悩んでることなんてないから、無意味だけどね」
「ちょ、ちょっと待ってっ。二人とも、そんな険悪な感じにならずに、ねっ?」
私はさっさとこの場から離れて、昼食をとるために勢いよく席を立った
(ぅ、わっ)
世界が一瞬だけ斜めになった感覚。後ろの方向に何かの力で引っ張られたようだった。
そのままいけば転ぶところを、ヒトミに腕を支えられ体勢を整えることができた。
「……」
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