女「好きな人のためなら」 ※百合
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91: ◆COErr5OWSM[saga]
2017/07/13(木) 19:57:33.25 ID:86ZA2IUD0
「離してよ…躓いただけだから」


 何も言わずに手を離してくれた。もう一方の友人はまだ離したいことがあるとか何とか、
私を引き止める声を発していたが無視して進む。今振り替えれば絶対に泣いてしまうから。


(あんな態度、とったのに…)


優しすぎる友達二人に対しての罪悪感と共に、私はまた一人で昼食を食べた



 先輩からのLINEやツイッターでのメッセージ、電話の通知は今ではもうほとんど来ることがない。
ずっと無視されればそうなるのは当たり前だ。私はもう見捨てられてしまったのだろうかと不安になる。


(せめて少しくらい返信しないと、不審に思われる)


 そう思ってミカに許可を貰おうと決めた。今日も家に連れ込まれたので、そこで相談してみよう。

 しかし彼女の様子を見てそんな考えはすぐに消えた。今までに見た中で一番不機嫌だ。
今日は何も怒らせるようなことはしていないはず。
椅子に座ってブツブツと何かを呟いている。私はベッドの上で臆病に待っているしかなかった。


「あいつ……まさか……来るなんて………」


 何を言っているのかよく聞き取れない。本当に心当たりがないので、私以外の何かが原因だろう。


「私のもの……印……印…付けなきゃ…」




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