女「好きな人のためなら」 ※百合
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99: ◆COErr5OWSM[saga]
2017/07/15(土) 01:17:04.70 ID:DOR/zOiN0
(なんで…なんでいるの?)

(どうする?逃げる?…でも、どこへ…。ネカフェとか、そこら辺へ行こうか?
何で私の家の前にいるの…?聞きたい、けど、これがバレたらどうなる?)

 
 半ばパニック状態になりながら対処を考えているうちに、もう近づかれてしまっていた


「そんな中途半端なトコで何やってんの」


(…カナさん……カナさん…カナさん、カナさんっ、カナさんっ…)


 視界に入れただけで動悸が激しくなった。
本物が目の前にいる。毎日夢見た光景でいずれ消えてしまう先輩は、今日は消えなかった。


「しばらく会わなかったねぇ。1ヶ月ちょっとくらい?
ナオずーっとLINE無視するんだもん。困ったよまったく」


 けらけらと笑いながら、今まで通りに接してくる。なぜ怒っていないのか、
なぜ何も聞いてこないのか、早く追い返さなければ。思考回路はコントロール不能だった。
私みたいなやつを情緒不安定というんだろう。


「ぁ、あっ……の…」

「ん?何て?」


 喉がヒクついて声が出ない。しっかりしなければいけない。ここで追い返さないと先輩が危ない。


「きょ、うは用事あるから、帰ってください…」

「用事って?そのDVD見ること?」

「そ、それだけじゃないです」

「後は何?」




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