ブルー「俺達は…」ルージュ「2人で1人、だよねっ!」『サガフロ IF】
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897:名無しNIPPER[saga]
2022/05/06(金) 22:33:06.50 ID:/GT1H3rN0


 ブルー「大馬鹿者!アレを盗られたら[ディスペア]に入れんではないかッ!?アニー貴様何をぼんやりしていた!」


 蒼の魔術師は意外にも俊敏だった下っ端蜥蜴共の奪取に対応できなかった仲間に向かって叫ぶ、今日はアレの為だけに
こんな砂と鉄屑と干からびるような暑さの所に来たというのに、これでは無駄足ではないかッ!?


 アニー「うっさい!!怒鳴んないでよ!―――痛〜っ!あのクソ蜥蜴…こっちとらカネは払ってやったってのに」

 アニー「客に売った物を盗むですってぇ?ビジネスの世界で一番やっちゃあならないことをやったわ…許すまじ」




 アニー「その辺のチンピラ同然のヤクザもん風情があたし等に喧嘩売ったんだ…無法には無法で返してやろうじゃない」



 "裏社会組織<グラディウス>"の構成員アニーの眼が光る、無法には無法を持って裁く。それが流儀の彼女がぎらついた眼を
覗かせていた、確かに数分前までは憐みを感じていたがそれとこれとは話が別だ

 百歩譲ってアレだけの暴挙をされたなら逆上するのも仕方ないにしてもやる相手が違うだろ、と…メイレン達だろうが


 なんで全く無関係な自分が商売道具を盗まれきゃいかんのだ!?ふざけるな!!切り刻むぞ爬虫類共ッ!アニーはキレた


―――
――


【双子が旅立って11日目 午後 17時51分 [スクラップ:カバレロファクトリー]】




 カバレロ「…ゼェ、ハァ…ゼェハァ…くそぉ、なんだってあいつ等がまたこの町に居るんだよ…」

 カバレロ「工場までこうして逃げ帰ってきたが…全く、寿命が縮まるかと思ったわい」


 ゴソゴソ…スッ、ジュッ!


 カバレロ「…スーッ、ぷはぁ…あ〜、全力で走った後の煙草は美味いぜ、俺の疲れた肺を癒してくれる」


 ギャングスターは工場に拵えた自分専用の部屋で値の張る椅子に凭れ掛かる様に腰を下ろす
街中で悪鬼とエンカウントした気分を味わった彼はここまで全力疾走してきたからか汗まみれであり
金糸刺繍入りのハンカチで顔を拭いてから胸ポケットの葉巻に火を点ける、一服することで漸く彼の心に平穏が訪れた


…かに思えたのも束の間で。


<カバレロさーん
<やってやりましたぜ〜



 カバレロ「…あん?」チラッ


 騒々しい足音を立てながらファミリーの末端が部屋へと雪崩れ込んでくる、その様子に不快感を表し咎めようとしたが
そんな事に使ってやる体力も惜しいと感じた彼は内心でため息を吐きながら無礼な末端共が何用で来たのか伺う事にした


 水棲系モンスター(青)「カバレロさーん!見てくださいよ!ほらこれ」バッ
 水棲系モンスター(緑)「へへへっ、俺達お手柄でしょう?」



 カバレロ「? なんだその汚い工具箱は…っていうかお前等店はどうした?」ぷはぁ…


  水棲系モンスター(青)「店?店の仇ならこれから取るんじゃないですか!!そのために連中からコレ盗んだんです」
  水棲系モンスター(緑)「奴らにとって大事な物っスからね!これでトラップだらけの此処へ攻め込みますぜ」


 カバレロ「!?!?!?!? ちょ、ちょっとまてぃ!?テメェ等何やってくれてんだ!?」

 ポロっと…口から葉巻が落ちて格式高い机やビンテージ物の椅子、自身の服が吸い殻で汚れるがそれどころではない



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