ブルー「俺達は…」ルージュ「2人で1人、だよねっ!」『サガフロ IF】
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942:実際 解放のルーンはアニーの道案内ガン無視した方が早い[saga]
2022/10/02(日) 23:48:17.11 ID:nkkEfNMT0

 勝てない敵ではない、これまでの戦いで術力にも余裕が出てきたブルーの[ヴァーミリオンサンズ]で楽に一掃はできる
しかし、一発二発で掃討完了とはいくまい…修理業者の人間として変装して入って来たから持ち込めた荷物も戦いに適した
いつもの服装と武具、最低限の回復薬のみであり[術酒]の類は生憎と今回は置いてきている

 やれなくはないが念には念を入れるのであれば温存と行きたいところだ


 三十六計逃げるに如かず―――こうなればリュート等の後続から迫って来る[ディスペア]職員達の集団とエンカウントを
してしまう前にひたすら先へ先へと駆けて目的の地点まで逃げ込むなりするのが吉であろう


   ブル−「ええい!こっちだ着いて来い!」バッ!

  リュート「えっ!?術で全員ぶっ飛ばすんじゃねーの!?」

   ブルー「そうしたいのは山々だがな!」




   アニー「こっちよ!」ガチャッ!


 監獄内を走り続け術士達はある一室を目指す、道中でふと見覚えのある道を走っている事に気が付いたリュートが叫ぶ


  リュート「オイオイ!その部屋はゴミ捨て場だぞ!」
  サンダー「ダストシュートから直通で落ちてきた場所だ〜!」

   アニー「こっちで合ってるの!良いから早くアンタ達も入りなさい!内側から鍵かけるからっ!」


 全員がゴミ捨て場に入ると同時にアニーが手早く鉄扉を閉じて鍵を閉める、当然職員達はマスターキーを持参している為
ほんの僅かな時間稼ぎにしかならない、そこで彼女は―――


  アニー「ゴミ捨て場なら板切れでも[鉄パイプ]でもなんでも手頃な物があるでしょう!心張り棒の代わりにするのよ」


 外側から簡単に開けない様にすべく廃材の山へと走り出す、ゴミ捨て場というだけあって何処から湧いたのか
虫系統のモンスターが二匹沸いてダンゴムシの様に転がりながら接近してくるが「邪魔よ!」の一言と共に切り捨てられる
 幸いにも塵置き場の格子扉は鍵が掛かっておらず簡単に開けることはできた、程よいサイズの鉄棒や木板、針金を手にし
戻ってきて手早くドアノブと扉上部のドアクローザーに細工を仕掛ける、これで簡単には鉄扉を突破できまい


  アニー「ふぅ、どうにかなったわね」

  ブルー「貴様、手慣れてるな…」

  アニー「そりゃあ仕事柄ね、で目的の場所だけどそこのマンホール下を通っていくわ」


 黄金髪の女が指差すはゴミ置き場から向って左の隅にある蓋の外れたマンホールであった
それを見て弦楽器を背負った男が「なんだ、わざわざ廊下に出なくてもそこの下に潜れば良かったのか」と嘆いていた


  リュート「サンダーと一緒に上のダストシュートから落っこちてそこのゴミ袋の上に着いたんだけどさ」

  リュート「そのまんま下水の方に行ってれば早かったのね…がっくし」ハァ…



  ブルー「もしや……貴様がいつも使う道案内ルートよりもコイツ等の来た道の方が最短ルートだったのではないか?」

  アニー「うっ!……こ、今回はクーン達をあの所長のトコに連れてく為にあのルートを通ったのよ!」


 ふとブルーは思った事をそのまま口に出してみた、いつもアニーは巨石に用がある顧客を
配管の上を伝うあの道順で案内してルーンへと連れて行く様だが、会敵の危険性と到達時間を顧みてもコレが最適解ではと

 断じていつも自分が"客"を案内する道順が遠回りなのではない!本来なら安全かつ最短で自分もダストシュートを使う!
…等とアニーが主張しているが本当かどうか怪しいものであった


 スライム「(;´・ω・) ぶくぶー、ぶくぶー、ぶくぶく!」ピョンピョン

 リュート「うん?幾ら扉に細工したって警備員が時間掛ければぶち破って来るから早く行こうってか?それもそうか…」


  ブルー「…今度は逸れるなよ」ジトーッ

 リュート「わ、分かったってば睨むなよ…」



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