ブルー「俺達は…」ルージュ「2人で1人、だよねっ!」『サガフロ IF】
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958:今回ここまで 次回早ければ土日 遅くとも火水[saga]
2023/02/02(木) 00:25:26.35 ID:RogDpt0n0

―――ブヂャッッッ!!


「グギャッ!! ギャッ …ッッ ッ"―――!!」


 前のめりに崩れ落ちた[赤竜]の顎下から脳天まで、そこには[ユニコーン]の[角]が深々と刺さっていた。
さしもの竜と言えど脳髄まで貫通されては生きてはいない

 一連の流れの下、彼らは竜を一体討ち倒したのであった


「ッッ!! グ、グオオオオオオオオォォォォッッ!!」


 残された[黒竜]は同胞を斃した者を石に変えようと[石化ガス]を吐き出す、だが…もう遅い!




 ブルー「無駄だ…貴様らはヒューズに時間を掛け過ぎたな、もう全員に[解放のルーン]を掛け終えている…」コツッ、コツッ

 ブルー「[デスグリップ]や[タイタスウェイブ]と脅威はあるが…最大の危険因子を排した今、貴様は恐るに足りん」



―――[バカラ]の地下で[巨獣]との激戦、[ワカツ]における強敵達との死闘、カバレロ一味の秘蔵の殲滅兵器…etc


 この面々は決して弱くはないのだ、何なら国家転覆を企む野心家を倒してリージョン界を一回分くらい救ってるレベルだ
ただ【石化】という状態異常にどうしようもなく手も足も出せなくて危うく全滅仕掛けたというだけの話


 この山に住む[黒竜]と[赤竜]は一般的な個体よりも間違いなく強い、険しい自然環境がそうさせたと言えよう
そんな彼らの想定外は彼らよりも戦闘能力が上の者達がやって来たという事だ
 これが1対1のタイマンなら単純な個としての戦闘能力とお得意の石化なんて搦め手で完勝だっただろうが
搦め手が通用しなくなって連携を取られたとあってはこうなるのも道理だったと


「グッ、グゴッ…!」


 ジリッ…ジリジリッ…!

 先程まで餌だと認識していた連中がにじり寄って来る、自然界のヒエラルキーに置いて絶対に位置していた竜は今
初めて喰われる立場という物を思い知るのであった……ッッ!!

―――
――




  アニー「……んっ」パチッ

  サンダー「ああっ、アニーさん!!良かった目を覚ましたんだね!」


  ヒューズ「った〜く、ちったぁ反省しろよサンダー」

  サンダー「うぅ、ごめんよぅ…オレ、アニキや皆の役に立つと思って…」シュン


 黄金色の髪を持つ女は焚き火の音で目を覚ました、自分はどうなったのだろうか?
確か黒い竜の吐き出したガスを吸ってしまってそこから意識が無い…。


   アニー「……あー、まだ頭がボーっとする…けど、こうして無事って事は勝ったってことよね」

   ブルー「まぁな、ほらよ」スッ


 身体中がまだ硬くてぼんやりとしたまま額に手を当てて独り言ちるアニーの声に答えたのは湯気立ち昇るカップを持った
蒼い法衣の魔術師であった…手渡された陶器の中の泥の様な黒さとカフェインの香りは少しだけ彼女の意識を覚醒させた


   アニー「あたし等の持ってきた豆じゃないね、コレ…香りが全然違うし」ズズズッ…

   ブルー「…奥の先人達の私物だ、ギリギリ消費期限切れじゃないから安心しろ」ズズズッ


 女の問いに対してコーヒーを啜りながら答えた男の表情が苦々しいモノだったのはブラックだからというだけじゃない
宇宙旅行中の事故で遭難した者、[ムスペルニブル]にやってきた密猟者…宝探しに来た盗賊、先人達も寒さから逃れる為に
この洞穴に逃げて来て…そして喰われたのだろうというのが"奥の様子"を見てきたヒューズの見解だ


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