530:名無しNIPPER[saga]
2017/08/13(日) 18:33:27.46 ID:cOvUFJ9T0
(このままじゃこっちがやられるんだな…!それにしても…2本帯刀してたからてっきり二刀流だと思っただが…)
そう。
覇天丸の腰には2本、刀が差してあった。
しかし、覇天丸は最初に抜いた黒い剣しか使っていない。
(黒…?もしかして…!)
オークの中である閃きが浮かぶ。
一か八かの賭けだが、それに乗らない手はない。
「死ね!死ね!!死ね!!!勇者など死んでしまえ!!!」
覇天丸の剣撃は加速度的に重みをましている。
もう考えている時間はない。
オークは後方にジャンプすると覇天丸と距離を取る。
そしてあろうことか自分の剣をゆっくりと下ろしていく。
「ふん!諦めたか。いいだろう。せめてもの情けだ。苦しまないよう一瞬で殺してやる」
覇天丸は剣を構えるとオークに向かって突進していく。
「終わりだ!!!勇者!!!!」
絶対の勝ちを確信する覇天丸。
これで勇者を倒せば自分が勇者となる。
そう信じて刀を全力で振り下ろす。
「…。終るのは…そっちなんだな」
664Res/342.51 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20