34:名無しNIPPER[saga]
2017/08/22(火) 17:40:35.32 ID:yQvGF2nz0
男「じゃあアライちゃん、おいしい物を持って来るからおとなしくここで待っててね」
アライちゃん「きたいしてるのらー♪」
男は使ってない洋室にアライちゃんを置き部屋を出る。アライちゃんがもう生きてこの部屋を出る事は無いだろう。
アライちゃんはそんな事に気付く訳が無く、目を閉じてニコニコしていた。
男(何か適当な食べ物は…。これでいいか)
男は冷蔵庫の隅っこにあった賞味期限の切れたソーセージと工具箱、そしてビニールシートを持って洋室に戻った。
アライちゃん「やっときたのらー。にんげんしゃん、なにをくれるのらぁ?」
男「ちょっと待っててね」
工具箱からカッターを取り出しソーセージを食べやすい大きさに切ってやる。アライちゃんが夢中になって食べている間、床にビニールシートを敷く。
ソーセージが一袋全部無くなりそうになった時、アライちゃんは満足した様子で大きなゲップをした。
アライちゃん「もうおなかいっぱいなのらー。おいしかったのら。はやくままにあいたいのらぁ」
そろそろいい頃合だろう。
男「ママはもう来ないよ」
アライちゃん「うーそなーのらぁー。ままがあらいしゃんをひとりぼっちにするわけないのら」
男「ママはもういなくなったんだよ。人間に殺されてしまったからね」
アライちゃん「ころ…され…ってなんなのら?にんげんしゃんのいうことはわからないのらぁ」
男「ひどい事をされて消えてしまったって事かな?アライちゃんはもう二度とママと喋ったり遊んだりできないんだよ」
アライちゃん「なんでしょんなうそをつくのらぁ!ままはずっといっしょにいたのらぁ!ままがいなくなるわけないのら!!」
男「嘘じゃ無いよ?これからアライちゃんにママにしたのと同じ事をしてあげる」
アライちゃん「えっ」
男はアライちゃんの背中を掴んで持ち上げると手を離し肩の高さから落とした。
アライちゃん「プギャッ」
アライちゃんは受身も取れずモロに床に叩きつけられる。男はもう一度同じ事をした。アライちゃんはまた同じ様な悲鳴を上げて丸く縮こまる。
数十分前まできれいだったアライちゃんの顔は鼻血と涙でもうグシャグシャになっていた。
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