【悪魔のリドル】兎角「一線を越える、ということ」
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32:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/21(月) 23:32:34.68 ID:u1xI7N2CO
 どれだけ広げろという指示はなかったが兎角は自主的に広げられるだけ股を開いた。
 スカートがたくしあげられ、これも晴指定のブラと同じ白いショーツがあらわになる。晴は満足そうに微笑んでから改めて兎角の秘部に手を伸ばした。

 ショーツは細かいレースやフリルのついた清楚なものであったが、今のそれは何時間分の愛液をひたすらに吸って濡れきった淫猥な下着にすぎなかった。
 晴はそこに入っていたローターを取り出す。ローターはまるで水飴にでも浸けていたかのようにぬるぬるに濡れ光っていた。
 晴はそれを兎角に見えるように持ち上げわざとらしく匂いを嗅いでみた。激しい羞恥が兎角を襲うがそれすらも今の兎角の中では快楽に変わった。
 羞恥に震える兎角に満足した晴は今度は兎角の胸元に手を伸ばした。
 兎角は自分に伸びる指先を羞恥と、それ以上の期待を込めた目で見つめていた。

 今兎角がつけているブラは晴のセレクトであるとは言ったが晴がこれを選んだ一番の理由はこれがフロントホック式のブラであったからだ。
 晴は左右のカップを繋ぐブリッジ部分に手を伸ばし両手でそのホックをはずす。ブラウスの時と同じようにそれをゆっくりと左右に開くととうとう兎角の胸元は完全に露出された。
 熱を帯びた乳首に場内の冷たい風が触れる。普段空気が当たらないところに空気が触れている感覚に兎角はまたも背すじを震わせた。

 兎角は首を曲げて自分の今の格好を見てみたが、それはなかなか非日常的な姿であった。
 暗い映画館の中でスクリーンの光を浴びた兎角の胴体は浮かんでいるようにあらわになっている。
 兎角自身は意識していないが、健康的な生活を行っている兎角の肌はとてもきめ細かい。そんな肌がスクリーンの青白い光を浴びるとまるで彫刻作品のようにすら見える。
 だが少しばかり視線をそらすと緩やかな双丘の先にあるのは恥知らずなまでに固く立った両の乳首で、それが改めて自分が今恥ずべき格好をしているということを思い出させた。


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