5:駆除屋さん
2017/08/25(金) 23:25:38.68 ID:IzBqigwh0
こいつか。
薄々こいつではないかと思っていたが、やっぱりか。
まあまあ愛嬌があるから普通に食べ物をやろうと思っていたが、やめた。
ここまでだと僕がオレンジを取られただけで怒る童話の悪役みたいだが、違う。
確かにこいつとその子どもたちは僕の土地にあるオレンジを食べただけかもしれない。
人が育てているものと自生しているもの、それらが区別がつくなら文句は言わない。
だが、現にこうして僕が育てたオレンジを勝手に食っている。
また、他のアライさんまで来たらどうだろう。
あいつらはまた別の場所で食料を探し、いづれは家の前の家庭菜園を荒らし、納屋や物置に住む奴らも出るだろう。
だからと言って、駆除屋に依頼するのも勿体無い。
幸運なことに、ここは隣の家から距離がかなりある。
銃を使っても聞こえないだろう。
僕はこいつらを駆除することに決めた。
「アライさんも大変なんだね。じゃあアライさん、着いたらアライさんの子どもたちにたくさん食べ物をあげるよ」
「本当なのだ?やったのだ!」
たくさんと言ったが、ポテトチップスしかない。
食料以外で持っているのは、友人からもらったPSG-1と、予備の弾丸、改造してあるネイルガンだ。
アライさんはこれらを凶器だと分かっている素ぶりはない。
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