白菊ほたる「好きあったまま別れるよりも嫌われてでもいっしょにいたい」
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◆agif0ROmyg
[saga]
2017/08/26(土) 00:03:19.21 ID:VVa+UHSM0
アイドルマスターシンデレラガールズの白菊ほたるのR18SSです。
白菊ほたるの人生は、今のプロデューサーさんに拾ってもらえるまでずっと、不幸なことの連続でした。
輝く存在になりたい一心で、レッスンを重ね、オーディションを受け、いよいよというところで事務所が潰れる……そんなことの繰り返し。
とにかく途中で諦めるのだけは嫌で……止めてしまったら、今まで堪えてきたこと全部無駄になってしまうような気がして。
ただその一心でアイドルを続けていても、所属プロダクションが次々無くなるアイドルが日の目を浴びるなんて無理でした。
短期間にそんな挫折を繰り返して、いよいよ私の心が折れかけていた時に、彼と出会いました。
行く先々で会社をめちゃくちゃにする、文字通りの疫病神を、ずっと前から見ていてくれたというプロデューサー。
思わず弱音を吐いた私に真剣に耳を傾けて、「アイドル止めるなんて言わないでくれ」「君が他の誰より意欲に溢れていることは知っている」「諦めるなんてもったいない」「一緒に頑張ろうじゃないか」、と言葉を尽くして引き止めてくれたプロデューサー。
泥に塗れ、不幸に見舞われながらも踏ん張る姿を見てくれる人がいたと、それだけでも救われたような思いでした。
ですから、私はもうここが最後のつもりで、プロデューサーさんについていくことに決めました。
一緒に働き始めてみると、プロデューサーさんはとても熱心な人で、恐れていた不幸も予想したほどではありませんでした。
事故やアクシデントはありましたけれど、その都度ちゃんとフォローしてくれていましたし、また予防策を色々教えてもらうこともありました。
不幸なんて物ともしない、明るくてシッカリした、頼れる大人の男性。
この人となら、何があっても頑張っていけると、そう思っていました。
それから、プロデューサーさんといっしょにまたアイドルの道を歩み始めて……
実際、段々と人気も出てきて、アイドルとして大きな仕事に関われる機会も増えてきました。
たまに何か、ちょっとした行き違いや事故があるくらい、誰でも当たり前のことです。
何も怖がる必要なんて無い、プロデューサーさんと一緒にアイドルを続けていけるんだと、嬉しく思っていました。
だから。
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