少女「好きです、先輩」
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104:名無しNIPPER[saga]
2017/10/02(月) 03:46:09.05 ID:/elKJarW0
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それから。
地区大会で優勝した先輩は全市の大会にも出場したけれど、結果を残すことまではできなかった。
他にも全市に出場した選手はいたが、先輩と同様に入賞までいった者はいなかった。
しかし先輩は落ち込むことなく、来年の全市大会でまた結果を出せばいいと前向きだった。

『私には、少女ちゃんがついてるからね!』

……なんて、嬉しいことを言って。
先輩は他にもいくつかの大会に出てメダルを取ったり、あるいはメダルとまではいかなくとも入賞するまでにはこぎつけ、多くの結果を残していた。
そんな先輩が学校から表彰された時は、わたしは自分のことのように嬉しかった。
そうして3年生が引退する時期になって、次の部長は先輩が選ばれて。
わたしたちは水泳部員とマネージャーとしてあれこれ活動しながら、合間合間にデートしたりして。
忙しくも幸せに過ごしながら、早くも次の年度がやって来て。


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